で考えるように、iBEC Academy受講生には指導しているつもりです。
よく「英語だけではダメなんです。＋αが必要なんです。」という話を聞きます。
ところが、これは一般社会では大きな勘違いとなることが多いようです。
実はαが第一優先、英語は第一優先以下（やもすれば第5優先？）なのが日本の一般企業の考え方です。
英語学習好きの方々の中にある幻想のもっとも多いもの、それは 「英語という職業があるかもしれない。」 ということです。
「TOEICで900点」、「スピーキングで上級レベル」は職業能力の一つですが、職業そのものではありません。
実は9割以上の仕事で、英語はαを行うための道具でしかありません。
そこで英語学習好きの方はまず、「自分は『何を』英語でしたいのか」の『何』の部分について明確に答えられるようになることが大切です。
それが例えば事務、技術、営業、教育、人事、薬剤、医療、知的財産、接客など、一般的な仕事のカテゴリーであることが大切です。
その上でみなさんの「α」を行っている会社が、「どれだけ国際化・グローバル化」が進んでいるか？ がむしろ大事なことだと言えます。
iBEC Academyでは関西・大阪の弱小・零細（でも）グローバル会社を目指し、創業以来、（日本人同士でも）英語を社内公用語にしています。
（比較するのは、とても無礼なことですが）ユニクロさん、楽天さんは英語を公用語化すると言います。
iBEC Academyは教育研修分野、ユニクロさんは衣服分野、楽天さんはオンライン・ビジネス分野の専門です。 いずれも「英語」そのものではありません。
英語学習にご興味がおありな方に、ここをもう一度考え直していただきたいと思います。
ご自身が英語以外の何をやりたいのか、、を。
英語をやって、「英語の職業」につく未来の自分も大事ですが、まず一般的な職業の中から、「何」に興味があるか一生懸命探ってみてください。
そうすれば自然に英語を「コミュニケーションツール」として使って仕事する自分、が浮かんできます。
これを実現できるかどうか、それは皆さんの強い思いにかかっています。
α＋英語、夢実現のために、大事な考え方です。
