こんにちは！アイベック 大阪校です。今日は、発信型英語学習におけるトレーニングのポイントについて書きたいと思います。 私の教えるクラスではよく「同じことを何回もリピートして」やっていただくことがあります。特に発信型英語の場合がそうです。
この間やったケースで、「自社電器製品の生産工程を説明する」とエクササイズがありました。 受講生の方々は日本語だと、クリアに説明することができます。（中には曖昧な方もいらっしゃいましたが。。） が、英語だと「しどろもどろ」になってしまいます。 これは経験がないので当然といえば当然です。 が、これで終わりかというと、このあとが最重要になります。 多くの英語研修のクラスでは受講生の方々に新情報を詰め込むことを優先するため、何回も何回も一つのことができるようになるまでやらせることを怠ってしまいます。これではせっかく生徒がつかみだした「（英語で）説明の極意」を体得させることが難しくなります。 大事なことは、同じことを2回、3回、4回と繰り返し、ひとつの説明がしっくりくるようになるまでやることです。 ここでのポイントは、「より良い説明」というのはありますが、「完璧な説明」というのはあり得ないというのをしっかりと理解した上で行っていただくことが大事です。 まず2回目で、大抵の受講生の方々は1回目よりも頭が整理されていることに気が付きます。これは英語・日本語の問題もあるとは思いますが、「自分の頭のなかで言いたいことをまとめる技術」とも深く関連しています。 3回目、4回目と進んでいくと、しどろもどろだった言い回しが落ち着いてきて、無駄な言葉が減っていくことに気がつくはずです。そうして少しずつですがテンポよく、「聞き手にとって心地よい」説明にしていくのです。 こういった体験を一度踏むと、受講生の方々にとっては自信につながるばかりか、他の説明にも応用できるスキルが少しずつ身についていくのが実感できるのです。 発信型英語はスポーツや芸事と同じで、「同じことを繰り返しやることが大事」。 ここがポイントです。
